正しく歩いているつもりでも歩けていない？！気づきにくい歩き方の癖

正しく歩けている方は、少ないです。姿勢良く歩いているつもりでも反り腰になっている方は多く、意外と気づいていません。どのような癖が多いのかをお伝えします。

歩く際に両足のつま先が内側に向く内股、外側に向く外股（がに股）は、脚のラインや骨盤の歪みを招き、下半身太りの原因となることがあります。歩く際に必要な筋肉があまり使われないため、疲れやすくなるでしょう。

女性に多いのが、ハイヒールを履いて歩く際の姿勢の悪さです。重心が前になってしまい、顔が肩より出てしまっています。さらに、膝を曲げたまま歩き、猫背になっている方が多くいらっしゃいます。せっかく女性らしいハイヒールを履いていても、正しく歩けていなければ美しく見えません。

なかには、歩幅が小さかったり、すり足で歩く方もいらっしゃいます。とくに、気づきにくいのが反り腰です。自分では、姿勢良く歩いているつもりでも、腰が反ってしまっていることがあります。腰に負担がかかる反り腰は、腰痛の原因にもなるので注意が必要です。

意識して正しい歩き方をすると、自然と全身のバランスが整います。正しく歩くと適切に脚の筋肉を動かせるようになるので、形が整ってきます。

さらに、姿勢が良くなると背面の筋肉を使用するようになるので、ヒップアップなども見込めるでしょう。筋肉が程よく働くようになるとリンパの流れも良くなり、代謝も高まります。なかには、「美肌に近づいた」という方もいらっしゃいます。

正しいウォーキングは、普段の通勤時間でも意識すれば効果を期待できます。まずは、自分の歩き方の癖を知ることが大切です。